一般社団法人先進医療学術振興会は、来たるセルフメディケーション社会における『高い医療コーディネートができる人材（会員）』の育成を目的に設立された団体です。
近年セルフメディケーションが強く叫ばれ、自分自身の身体・健康は自分で責任を持ち、軽度な身体の不調は自ら手当てすることが推奨されてきています。日本政府もセルフメディケーションの促進が医療費の削減に大きな効果があることから積極的に推進をおこなっている状況です。
そのような社会の中、必要となるのは地域住民にとっての健康相談場所であり、自己の身体を考える上で信頼のおける医療コーディネーターの存在です。医療の高度化と共に急性疾患が減り、生活習慣病を主体とした慢性疾患が主だった今、原因の特定出来ない疾患に出くわす機会も多くなってきました。医療コーディネーターは病気に寄り添い、生活レベルや認知レベルなどを落とさず有意義な人生を送っていただくために、調剤やOTC医薬品だけでなくサプリメントや食事（栄養）・運動・睡眠といったことに至るまでのトータルな指導をおこなう必要があります。そのためには日進月歩で進化する先進医療を学び、コーディネーターが実際に指導できるように噛み砕いていく必要があります。
会員との情報交換や意見交換などを勉強会を通しておこない、患者へ還元することで、より良い国民の社会医療環境形成の発展に貢献する学びと実践の場が一般社団法人先進医療学術振興会です。